次男が生まれたとき、僕は1年間の育休を取りました。
でも、最初から1年と決めていたわけではありません。
半年にするか。
思い切って1年取るか。
かなり迷いました。
その中でも一番気になったのが、仕事を休んだら実際いくら収入が減るのかです。
ネットで調べると「育児休業給付は67%」などの数字は出てきます。
ただ、
「じゃあ普段の手取りと比べて、結局いくら減るの?」
というところが、僕には分かりにくかったです。
そこで今回は、実際の給与明細・育児休業給付の支給決定通知書をもとに整理しました。
1か月・3か月・6か月は僕の実額を使ったシミュレーション、1年については実際に取得した結果を紹介します。
なお、現在育休11か月目のため2026年9,10月分の育児給付金は計算より算出しておりますので、ご了承ください。
結論|1年育休で現時点では約140万円少なくなる見込み
まず、現在分かっている数字をまとめます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 2025年に実際に受け取った手取り | 6,200,915円 |
| ➁ 育児休業等給付・360日分暫定 | 3,331,212円 |
| ③ 育休中のボーナス手取り | 1,654,436円 |
| ④ 住民税見込み | ▲181,900円 |
| ⑤ 1年育休中の暫定キャッシュフロー (⑤=➁+③+④) | 4,803,748円 |
| ⑥ 2025年手取りとの差 (⑥=⑤-①) | ▲1,397,167円 |
2025年に実際に受け取った手取り:約620万円
↓
1年育休中の暫定キャッシュフロー:約480万円
↓
単純比較で約140万円少ない
現時点では、このくらいの差になっています。
ただし、まだ最終結果ではありません。
僕は2026年11月に復職予定ですが、復職後の2026年12月・2027年6月のボーナスがどれくらい支給されるかはまだ分かりません。
育休の影響が復職後の賞与に出れば、最終的な収入への影響は、今の約140万円より大きくなる可能性があります。
ここは実額が分かり次第、この記事をリライトします。
また、育休開始後の2025年12月に振り込まれた給与手取り433,902円は、11月勤務分や年末調整などを含むため、今回の育休収入の主計算からは外しています。
育休前の額面年収は約710万円、実手取りは約620万円
2025年の源泉徴収票では、給与・賞与の支払金額は、
7,104,300円
でした。
額面年収で約710万円です。
実際に給与明細と賞与明細から確認できた手取りは次のとおりでした。
| 内容 | 2025年実際の手取り |
|---|---|
| 毎月の給与合計 | 4,602,092円 |
| ボーナス合計 | 1,598,823円 |
| 2025年合計 | 6,200,915円 |
2025年11月上旬から育休に入っているため、「丸々1年間通常勤務した年」ではありません。
そのためこの記事では、2025年に実際に受け取った手取り約620万円との単純比較として扱います。
僕の育児休業給付は80%→67%→50%と変わった
僕の場合、支給決定通知書に記載された休業開始時賃金月額は、
466,470円
でした。
そこから実際に支給された給付額は、時期によって変わります。
| 期間 | 給付率 | 僕の実額 |
|---|---|---|
| 出生後の対象期間・最大28日 | 67%+13%=80%相当※ | 13%上乗せ分:56,598円 |
| 育休開始~180日 | 67% | 312,534円/30日 |
| 181日目以降 | 50% | 233,235円/30日 |
※一定の支給要件を満たした場合、通常の67%に出生後休業支援給付13%が上乗せされます。僕の場合、13%部分の実支給額は56,598円でした。厚生労働省も、育児休業給付67%と出生後休業支援給付13%を合わせて80%になると案内しています。


↑出生後休業支援給付13%の通知書

↑育児給付金67%の通知書

↑育児給付金50%の通知書
1か月・3か月・6か月なら手取りはいくら減る?僕が実際に取ったのは1年です。
ただ、育休を決める前は、
「半年まで取るか」
という選択肢もかなり考えました。
そこで、僕と同じ給付条件だった場合に、1か月・3か月・6か月ならどれくらい収入が変わったのかを計算しました。
シミュレーションの前提
比較基準は、給付算定期間に対応する2025年6~11月に実際に振り込まれた給与手取りです。
6か月平均は、
約390,243円/月
でした。
賞与・住民税・復職月の日割り給与などは入れず、給与と給付金だけを比較します。
| 育休期間 | 働いた場合の手取り | 給付金の目安 | 減少額(割合) |
|---|---|---|---|
| 1か月 | 約39.0万円 | 約36.9万円 | 約2.1万円減(5.4%) |
| 3か月 | 約117.1万円 | 約99.4万円 | 約17.7万円減(15.1%) |
| 6か月 | 約234.1万円 | 約193.2万円 | 約41.0万円減(17.5%) |
こうして見ると、僕のケースでは、
1か月なら普段の手取りより約5%減。
3か月なら約15%減。
6か月なら約18%減。
という結果でした。
金額だけでなく割合も出したのは、読者自身の家計に置き換えやすくするためです。
たとえば月の手取りが30万円なら、
「1か月育休なら、ざっくり5%程度少なくなるケースだったんだな」
というように、家計への影響をイメージできます。
5.4%・15.1%・17.5%は、僕の給与と給付実額から出した参考値です。
育児休業給付は「普段の手取り×○%」で決まる制度ではありません。
原則として育休前6か月間の賃金総額をもとに計算され、給付額には上限もあります。
自分の手取りにこの割合を掛ければ、正確な給付額が出るという意味ではありません。
たか僕は半年と1年で迷っていたので、こうやって実際の手取りとの差を出して考えました。
1年についてはシミュレーションではありません。
僕が実際に取得しているので、次からは実績を見ていきます。
1年育休で実際にもらったボーナス
1年育休を取ると決めたとき、
「ボーナスはほとんど無いだろう」
と思っていました。
ところが、実際には2回支給されました。
| 支給時期 | 額面 | 手取り |
|---|---|---|
| 2025年12月 | 1,011,726円 | 841,796円 |
| 2026年6月 | 816,723円 | 812,640円 |
| 合計 | 1,828,449円 | 1,654,436円 |



1年休むならボーナスはほぼ無いと思っていたので、ここは完全に予想外でした。
この約165万円のボーナスがあったことで、現時点の1年育休のキャッシュフローはかなり助かっています。
ただし、
「1年育休を取ってもボーナスはほとんど減らない」
とはまだ言えません。
僕は2026年11月に復職予定です。
復職後の、
2026年12月のボーナス
2027年6月のボーナス
がどうなるかはまだ分かりません。
会社の詳しい賞与算定規程も把握できていないため、育休の影響が復職後の賞与に出る可能性があります。
ここは実際の金額が分かり次第、追記します。
初回の給付金が入るまで約4か月かかった
金額だけでなく、実際に育休を取って重要だったのが入金までの時間です。
僕の場合は、
| 項目 | 我が家の実績 |
|---|---|
| 育休開始 | 2025年11月 |
| 初回給付 | 2026年3月末 (育休開始から約4か月後) |
でした。
毎月の給与が止まってから、すぐに給付金が入るわけではありませんでした。



給付金の総額より、『最初の入金まで家計が持つか』の方が実際には気になりました。
長期育休を考えるなら、
「最終的にいくらもらえるか」だけでなく、入金までの生活費を確保しておくこと
も大事だと思います。
我が家の結論
僕の場合、1年育休を取ったことで、現時点では2025年に実際に受け取った手取りと比べて、
約140万円少なくなる見込み
です。
ただ、この数字だけを見ると「思ったより少ない」と感じる人もいるかもしれません。
僕の場合は、育休中に手取り約165万円のボーナスが支給された影響がかなり大きいです。
一方で復職後の賞与がどうなるかは、まだ分かりません。
だから今の段階では、
「1年育休を取ったら140万円減った」
と完全に確定させるのではなく、
「現時点では約140万円減。復職後のボーナスまで確認して最終判断」
と考えています。
1か月・3か月・6か月の簡易比較では、
| 育休期間 | 僕の場合の手取り減少 |
|---|---|
| 1か月 | 約5.4%減 |
| 3か月 | 約15.1%減 |
| 6か月 | 約17.5%減 |
でした。
僕自身は、育休前にここまで詳細な手取り金額減少の検証は実施しておらず、
見切り発射で育休1年取得しております。
ただ、収入が減っても、今しかない子どもとの時間を取る!
という判断をしました。
この検証結果が今後育休を取る方々の参考になればと思います。
まとめ
今回の我が家の数字をまとめると、
額面年収:約710万円
2025年実手取り:約620万円
1年育休中の暫定キャッシュフロー:約480万円
現時点の差:約140万円
さらに1・3・6か月を僕の実額でシミュレーションすると、
| 育休期間 | 働いた場合 | 給付金 | 減少額(割合) |
|---|---|---|---|
| 1か月 | 約39.0万円 | 約36.9万円 | 約2.1万円(5.4%) |
| 3か月 | 約117.1万円 | 約99.4万円 | 約17.7万円(15.1%) |
| 6か月 | 約234.1万円 | 約193.2万円 | 約41.0万円(17.5%) |
という結果でした。
給付率だけを見ても、実際の家計への影響は分かりにくいです。
育休を1年取るとどのくらい手取りが減少するか気になっていたので、
普段の手取りと実際の給付額を並べてみることで、おもしろい結果が得られスッキリしました。
復職後のボーナスまで分かったら、最終的な結果もこの記事に追記します。
【P.S.】3か月と1年では、生活面でもかなり違いがありました。実際に2回取得して感じた違いはこちらでまとめています。▼








