次男が生まれたとき、僕は1年間の育休を取りました。
育休前は、正直もう少しゆったりした毎日を想像していました。
朝は家族でごはんを食べて、子どもと遊ぶ。
合間にコーヒーやお茶を飲んで、少し休む。
子どもが昼寝をしたら、自分も休んだり、勉強したりする。
でも実際は、「暇」というより、朝から夜まで細かいやることが続く毎日でした。
この記事では、育休1か月目・6か月目・11か月目のタイムラインを見比べながら、1年間で生活がどう変わったのか、そして図どおりには進まない子育てのリアルをまとめます。
タイムラインは我が家のある時期を振り返ったおおよその流れです。毎日まったく同じではなく、子どもの体調・昼寝・機嫌・予定によってかなり変わりました。
僕が長男のときに3か月、次男のときに1年の育休を取って感じた違いは、こちらの記事でまとめています。▼

まずは図で比較|1か月目・6か月目・11か月目の1日
1か月目|産後直後は、まず家族4人の生活を作る時期

1か月目は、りりの産後の回復を優先していた時期です。
僕は長男との買い物や公園・児童センター、昼食・夕食準備などを担当することが多く、りりは授乳を含む次男対応が中心でした。
夜も夫婦で分担しながら、次男の夜泣き対応を途中で交代する日もありました。
この時期は「育休中のいつもの生活」というより、家族4人で暮らす新しい生活を立ち上げていく時期だったと思います。
6か月目|2人育児の「いつもの1日」が見えやすくなった

6か月目になると、2人育児にも少し慣れ、1年間の中では「育休中の日常」がいちばん分かりやすい時期になりました。
日中は僕が長男を中心に担当し、りりは次男対応が中心。
予定どおり進んだ日は、長男の昼寝後や夜にTOEICを勉強する時間も作っていました。
ただ、りりは朝5時頃から次男対応をしている日もあり、夜も次男の夜泣き対応が続くことがあります。
図だけ見ると自分時間もありそうですが、その時間が本当に取れるかどうかは、子どもが予定どおり寝てくれるかにかなり左右されていました。
夜はもっと忙しくて、夕食、歯みがき、お風呂、ドリル、絵本、寝かしつけまで一気に続きます。
11か月目|幼稚園が始まり、日中の使い方が変わった

11か月目は、長男の幼稚園が始まったことで1日の形が大きく変わりました。
僕は朝に長男を幼稚園へ送り、買い物や昼食準備をしたあと、時間が取れればブログを書くことも。
午後は長男のお迎え後に公園や児童センターへ行く流れです。
一方で、りりは次男対応、昼寝の寝かしつけ、夕食準備や離乳食の作り置き、夜間対応などが続いていました。
幼稚園が始まって日中に少し余白はできましたが、家事・育児が減ったというより、時間の使い方が変わったという感覚に近かったです。
1日の流れとあわせて、夫婦の家事・育児分担がどう変わったかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。▼

図どおりには進まない|予定が崩れると、その後も連鎖する

3つのタイムラインを見ると、毎日きれいに時間どおり進んでいるように見えます。
でも実際は、そうならない日もかなりありました。
たとえば長男の昼寝。
「12時半から寝かせよう」と寝室へ行っても、寝室で遊び始める。
そのまま寝かしつけに1時間。
そして、1時間遊んだあげく寝ない。
こうなると、できなくなるのはTOEICなどの自分時間だけではありません。
昼寝がずれる → おやつがずれる → 外出の予定がずれる → 夕食を食べるのが遅くなる → 夜の流れにも影響する。
こんなふうに、ひとつのズレがその後まで連鎖していきます。
公園や児童センターへ行った日も、帰る時間になって長男が帰りたがらず、癇癪を起こして帰宅が遅くなることがありました。
また、長男が昼寝をしなかった日は、18時頃になると疲れが限界に近づき、急に機嫌が悪くなることも。
そうなると、お風呂、ドリル、絵本、寝かしつけまで予定どおり進みません。
次男も、朝寝や昼寝が予定どおりできず、睡眠時間が足りないままイベントへ行ってぐずってしまったり、逆に睡眠時間を確保するため、その後の予定を後ろへずらしたりすることがありました。
子どもの睡眠や機嫌ひとつで、その後の予定を組み替える必要がある。
これは育休前にはあまり想像していなかった大変さでした。
夫婦2人とも育休だったから助かったこと
夫婦2人とも育休中で助かったのは、単純に大人が2人いることでした。
料理中は、片方が子どもを見れば、もう片方は料理に集中できます。
子ども1人が病気になったときは、その子だけを片方が病院へ連れて行き、元気なきょうだいは家に残せます。
週1回のまとめ買いも、子どもを1人だけ連れて行ったり、片方が2人を家で見たりできるので助かりました。
そして、どちらかが体調不良や疲労で動けないときにも、もう片方がいます。
僕も「今日はもう体力が0だな」と感じる日は、りりに子どもを見てもらい、リビングで10分ほど仮眠を取らせてもらうことがありました。
たった10分でも、完全に子ども対応から離れて横になれる。
これはかなり助かりました。
逆に、りりが大変だったのが次男の夜泣きです。
夜中に授乳をしても、そのまま素直に寝てくれないことがあり、授乳後も抱っこや寝かしつけを続けることがありました。
当然、翌日は寝不足です。
そういう日は僕が長男や次男を見る時間を増やして、できるだけりりが昼寝や休憩を取れるようにしていました。
自分時間はあった。でも勝手に勉強していいわけではない
育休中、僕はTOEICの勉強やブログにも挑戦しました。
夫婦2人とも育休だったことで、自分の時間を作りやすい面は確かにありました。
ただ、時間が空いているからといって、片方が勝手に資格勉強や自分のことを始めていいわけではありません。
その時間、もう片方が子どもを見たり、家事をしたりしています。
「この時間は勉強したい」
「今日は少し休みたい」
「この家事は自分がやる」
そういったことを普段から夫婦で話しておくことが大事でした。
家事・育児の担当と、自分時間の使い方はセットで相談する。
これは育休中かなり大事だと感じています。
仕事とは違う大変さもあった
育休中は、通勤もなく、会社の仕事に追われないので、仕事より楽だと感じる部分もあります。
ただ、別の大変さもありました。
仕事へ行けば、家から職場へ環境が変わります。
同僚と仕事の話や世間話をするだけでも、気分転換になります。
育休中は、基本的に家と子ども中心です。
思った通りに動いてくれない。
突然、癇癪が始まる。
予定が簡単に崩れる。
そういう日が続くと、仕事とは違う疲れやストレスを感じることもありました。
平日昼間に子どもと出かける中で感じたパパ1人の気まずさと、居場所ができるまでの体験は、こちらにまとめています。▼

我が家は「ほぼ自炊・テレビをほぼ見せない」家庭
ここまでの1日を見ると、「育休ってそんなに忙しいの?」と思うかもしれません。
ただ、これはあくまで我が家の場合です。
我が家は外食がかなり少なく、基本は自炊。
子どもにテレビを見せる時間もかなり少ない家庭です。
その分、食事づくりや子どもと直接過ごす時間は多い方だと思います。
外食や宅配食、出来合いのおかず、テレビや動画などを使えば、1日の時間の使い方は変わります。
この記事は、あくまで「我が家の育休中の1例」として読んでもらえたらと思います。
まとめ|育休中は暇ではなかった。でも今しかない時間だった
育休前は、もう少しゆったりした1日を想像していました。
実際は、朝から夜までやることが続き、子どもの睡眠や機嫌で予定も簡単に変わります。
それでも、夫婦2人で育休を取ったことで、お互いがカバーしながら家族4人の生活を回せました。
TOEICやブログに使える時間もありましたが、それも家事・育児を回した上で作れた時間です。
僕にとって1年間の育休は、「仕事を休んでゆっくりする時間」ではなく、子どもとの時間を生活の中心に置けた1年間でした。
そして何より、子どもの細かな成長を、自分の目で見続けられた貴重な時間でもありました。
長男は、この1年の間に自分でトイレができるようになり、ひらがなもおおよそ読めるようになりました。自分の名前を書けるようになったり、階段も以前は左足を中心に上っていたのが、両足を使って上れるようになったりと、少しずつできることが増えていきました。
次男は、さらに変化の大きい時期でした。最初はうまく食べられなかった離乳食を少しずつ食べられるようになり、言葉も少しずつ出てくるようになりました。ずり這い、ハイハイ、つかまり立ちと、できることが次々に増えていく過程も見ることができました。
もし普通に仕事へ行っていたら、こうした「できるようになった瞬間」をすべて自分の目で見ることは難しかったと思います。
毎日の家事や育児は忙しかったですが、その分、今しかない成長をすぐそばで見られたことは、1年間育休を取ってよかったと思える大きな理由のひとつです。


